2019-01-01から1年間の記事一覧

ネクサス ラメズナム

普通に面白い。これは最近ではかなりの当たりだ。近未来物で脳の神経をコンピューターにしてOSを走らせるところがアイデア賞。まあナノテクで済ませれば一言で終わりなんだけれど。それを前面に出さないで書いてるところが良いのであって、万能ナノテクを使…

環境問題がまた流行ってるけど

環境問題って、最近暑いからとか、災害が増えたからみたいな近視眼的な話でなくて、100年とかそれ以上の期間での気候変動の話ではなかったっけ? そんな簡単に効果が生まれるものでもないし、それを今生きている私達が実感できるものでもないはずなのに、な…

最近起きたIT関係の事件について

廃棄したHDDが売却されてデータが復元できた。と言うけれど、当たり前だがRAIDのDISKの1つなので、復元ソフトを使っても完全に元データが見れるのはごく一部のはず。以前壊れたRAID5のHDDを復元するところを見ていたが、殆どのデータは当然一部分だけしか格…

ryzen 9 3950x自作

PC

X570 AORUS PRO/antec HCG750w/VENEGEANCE LPX 3200Mhz 16GBx4/CSSD M2B1TPG3VNF/themalright silver arrows t8/define R6 USBCケースが思ったより大きかったので組み立ては簡単。しっかりした作りで静音は期待できそう。最近のケースは良くできている…

そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー

読んだはずだが完全に忘れている状態での再読。ちょっと思い出す必要があったので。。今読むと翻訳が時代だからか文章が固いなあとか、登場人物が当時の類型的で説明が弱いので書き分けがいまいちだとか思ったり。しかし終わってみると、あれこういうのだっ…

ryzen 3950x購入

PC

そろそろ新しいPCを作りたいと思いつつ、特に必要もないので数年来延期していたが、せっかくの16コアCPUということで記念に買いに行くことに。徹夜は無理なので始発で秋葉原へ。既に殆どの店では販売数分並んでいて手遅れだったのでほぼ諦めて帰ろうかと思っ…

終りなき戦い ジョー・ホールドマン

昔読んだような気がするが、ハインラインのあれと区別がついてないので読んでいなかったかもしれない。今に続くミリタリSFの古典と思っていたが70年代のかなり新しい本で、内容も著者のベトナム戦争経験から書かれてるのでハインラインのとは全然反対な内容…

ノートPCでメモリ64GB

PC

店頭特価ddr4-sodimmの1枚32GBで1.5K円ということで、2枚購入。物はsumsungのアユート扱い品。 一応intelの第10世代向けとのことだが8世代目でも動くらしいということなので、XPS15 9570で試したところ問題なく動き、memtestもクリア。 まさかデスクトップ機…

マン・プラス フレデリック・ポール

そもそも人間は宇宙に行くようには出来ていないから、そのまま宇宙進出なんて無理。というところからの火星向け改造人間を作る話。この本は改造過程とその影響の部分に着目した内容になっていて、面白そうな部分はあるのだが、人間関係のぐたぐたが大量に挟…

絵を見るのに知識と教養がと言うけど

ヨーロッパ観光とかで美術館に行っても、通り一遍の知識しかないのでへぇーで終わる程度であるが、本に関してはそうはいかない。 前提となる知識が足りてないので読んでない本とか山ほどあるし、読む順番が大事なので手を付けられない本も多数。それに加えて…

北海道旅行編 その2

今日は円山公園へ。交通機関の移動が面倒なのでレンタサイクルを借りたが、札幌市街地は坂もないし四角形に整理されてるのでかなり便利。市内は広いような狭いような。地下鉄の範囲が狭いのと、バスの本数がかなり少ないので、自転車は便利だ。公園ではヒガ…

北海道旅行編 その1

北海道は何度目かだが今回は札幌周辺だけで行くことに。 前日が記録的大雨でバスも電車も止まる状態で、はたして普通に成田空港に行けるのかどうかだったが、当日は晴れて何も問題はなかった。JETSTARはそこまでひどいという感じではなかった。それより第三…

カメラの市場縮小

コンデジ含むとはいえ毎年10%以上も減ってく中で、CNのレンズラインナップが揃うのに5年というけれど、5年後では既にそれを支える市場規模が残ってないような。はたして種をまいて収穫の時期は来るのか。さすがにマウントの合併くらいあってもいいのだが、…

大統領失踪 ビル クリントン, ジェイムズ パタースン

元大統領本人が執筆しているのだから、かつてないリアルな、、とか期待していたのだが、いきなり登場するいかにもな暗殺者とか出てきて不安になりながら読んだ。読後の感想としては、全然リアル方面ではない、B級映画相当な小説という感じ、元大統領が書いた…

主語の大きさに気をつけろという話

これを注視するようになってから無意味な意見をだいたい無視できるようになって、確かに有効だなぁと感じる。IT業界で例えるなら、一つの話の中でGAFAとか欧米コンサル、日系電気メーカ、大手SI、中小ソフトハウス、派遣を入れ替えながら書いたり。狙いは自…

どんがらがん アヴラム・デイヴィッドスン

こっちは純然たる短編集で、ジャンルもばらばらなのもあって、ほとんど同じ年にSFの未来物と昔の題材のミステリが混在してて混乱する。比較的普通の小説も多いけど、出来栄えはいまいちな感じが。その上読みにくいのは変わらないが辛い。この中ではナポリは…

エステルハージ博士の事件簿 アヴラム・デイヴィッドスン

ミステリ小説というより架空三重帝国を書いた雰囲気小説。翻訳も読みにくいが原文もそういう感じのようで、この意味のわからない枝葉末節の細かさが凄いのだろうが、素直に読んで面白いと感じるかというと、まあドタバタで面白いといえば面白いのもあるけど…

z50とか見て思うのは

果たしてAPSC高価格帯カメラを買うのはどういう人なのかというところ。 今どきレンズ交換式カメラを10万円以上出して買うならそれなりに調べるわけで、そうするとフルサイズミラーレス以外買っては駄目というくらい解るはず。 まあフルサイズ持ってる人が…

ミス・エルズワースと不機嫌な隣人 メアリ・ロビネット・コワル

こういう本って大昔のあれに似てるなと思っていたら後書きでそんまんまオースティンと書かれていて笑う。魔法の使い方はこの時代にうまく当てはまっていてそれは良いのだが、根本的な物語は元ネタの範囲を越えないので、安心して読めるといえばそうだけど。…

a92を見て思うのは

なんと前作と同じ画素数、連射ということで、やっぱりセンサーを2世代は使い回すのは9でも変わらなかったかと。まあ9のセンサーなんてそうそう売れるものでもないけど、これだとa74が来年出てもセンサーは使いまわしでボディだけ4世代になる予想。 ボディ…

宇宙のランデヴー2 アーサー・C. クラーク ジェントリー リー

名作な前作の正反対の内容で、科学を薄めて人間を書くという、まあクラークは名前だけなのだろうし、80年代でベストセラー狙いならこういう内容になるのもわかるけど、よりによってあの続編がこれかという感じ。人間パートはぎりぎり読めないこともないが、…

宇宙のランデヴー アーサー・C・クラーク

これは名作、70年代に書かれた本なので、かなり新しいのもあって、今読んでも違和感は最小で歴史的価値を無視して普通に名作と思える。前述のクラーク本と違って神秘的なところがなくなって、かなり工学探検SF?みたいになり、登場人物も薄いけれども、それ…

環境問題はどこまで広げられるか

昔々、ローマクラブの成長の限界という本があって、地球環境は取り返しのつかない一線を超えてしまったとか騒がれていたのが懐かしいなと思うくらい昔のことを思うと、今の環境問題はどんなものかと懐疑的に思うのだが、間違いなく昔と大きく違うのは、先進…

幼年期の終り アーサー・C・クラーク

大昔に読んだはずだが全く覚えていない状態での再読。都市と星と比べてこっちは思ったより良い出来で、まさに歴史的名作。終末論的展開に人類進化ネタと今となっては流行らない主題でありながら、これほど書けるのは凄い。表面的に有名な小説なのだが、その…

海外案件のだめなところは、

IT業界において海外とは凄い進んだ世界で遅れた日本が云々というのはよくある話だが、そんなのはごくごく一部の話であって、普通のITの世界は日本と変わらないのが現実。 今回も海外では外見は先進的な会社とか紹介されてる、実は有名らしい某案件を見たのだ…

都市と星 アーサー C.クラーク

新訳版も出ているのだが、この本は大昔に買ったもの。自分としてはこの翻訳調な文章のほうが、最近の日本語化しすぎたような翻訳本より親しみやすく感じる。この本は多分初めて読んだのだが、こういう内容だったのかというか、今読むとなかなか苦しい感じで…

スマホカメラの画質

昨今の主戦場はカメラ、というかカメラしか差別化出来ないからか、そんなにカメラなんて大事かねと思うが、RX100くらい写るようになったのかしらと考えて最新機種で比較をしてみたが。思ったより駄目だった。 たしかに、好条件で比較すれば1インチセンサーと…

三体 劉 慈欣

今どうしても読まねばならないということで、、最初は人名に違和感があったが、すぐ慣れてきて、翻訳の為か日本の小説らしさを感じるのは、ケン・リュウもそうだったけど東洋人の書く小説はそういうものなのだろうか。とはいえ、これが今の中国の人が書くト…

ドローンランド トム ヒレンブラント

近未来ミステリ。ほとんどSFだが、薄いけれどミステリではある。こういう世界観ならこのくらいできるのでは?というのが結構書かれていて、近未来としてはすごく良くできていると思う。特に、何でもできそうなところ、できないところの境界線が上手く処理さ…

ボアズ=ヤキンのライオン ラッセル・ホーバン

大昔の本で多分未読。久しぶりにこんなに難しい本を読んだという感じ。とにかく解らない。基本的に古い本であるのと訳の為か読みにくいので、軽い気持ちで読んでまったく歯が立たなかった。なので再読必要と思うのだが、これが解るには色々前提知識が必要そ…