宇宙のランデヴー アーサー・C・クラーク

これは名作、70年代に書かれた本なので、かなり新しいのもあって、今読んでも違和感は最小で歴史的価値を無視して普通に名作と思える。
前述のクラーク本と違って神秘的なところがなくなって、かなり工学探検SF?みたいになり、登場人物も薄いけれども、それが悪くない結果になっているし、まさにこういうSFが普通に読まれるべきSF小説だと思う。
逆に無駄がなさすぎて、淡白すぎる感じはあるけれど、ファーストコンタクト物はこのくらいに絞って書いたほうが読みやすいし、宇宙探検物みたいなこの小説には合っている。微妙に登場人物周辺を書いてる下りは上手くないので、このくらいで済んで良かったと思う。

問題は続編があることなのだが、、