2020-11-18から1日間の記事一覧

座席ナンバー7Aの恐怖 セバスチャン・フィツェック

もうこれが著者の本が翻訳される最後かもしれないのでもったいなくて読まずにとっておいたのだが、諦めて読むことに。飛行機ミステリは映画だとよくあるけど小説は珍しいか?、でもこれいきなり飛行機恐怖症に墜落事故に誘拐での脅迫から著者おなじみのサイ…

大暴風 ジョン バーンズ

近未来の災害物と思ってたが、案外遠い未来になっていて、と言っても書かれたのは1996年で、舞台は2028年なのだった。でもさすがにこんな近未来で核融合はともかく反物質エンジンは無理じゃないと思うけど、自動運転車は便利に登場していてこれは良いね。た…

世界不死計画 フレデリック・ベグベデ

半分ノンフィクション小説で、現実のところと虚構が混ざってるのだけど、肝心の科学者へのインタビュー部分が弱いのに、主人公の自分語りの比率が高すぎて、あんまり真面目なのを期待すると駄目な小説。とはいえ、メインの科学者以外にも、現在のリアリティ…