2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

暗殺者の潜入 マーク・グリーニー

前回の終わりからどうなるのかと思ったけど、安易にCIAスパイ編が始まることも無く、フランスというかシリア編になるわけだが、今回は2か所の話が交互に書かれてて主人公が居ない方がどんどんダメな展開になるのが面白い。無能に見えない程度に普通な登場人…

暗殺者の飛躍 マーク・グリーニー

今までの逃亡生活が終わってこれから普通のCIAなスパイものになるのかも?と思ったけど全然上手くいかないのがこのシリーズなところ。普通のスパイものにはしないという意地を感じる。今更それをやっても二番煎じだし。今回の舞台は香港から東南アジアなのだ…

実用品としての自転車

例えばカメラとか時計とか、ある程度高額な物であっても買えるのはリセールバリューもあるけど、丁寧に使えば簡単に傷ついたりしないし普通は盗まれる心配もないので長く使えるというのがある。これが自転車だとそもそもリセールバリューが悪いのに加えて、…

あれこれ理由を付けてお金をばらまくみたいだが

5000円とかそんな額では分配のための費用の方が余計にお金がかかるのでは?と思うが、コロナでの給付金もあってこの手の運用コストが抑えられるようになったのかしら?このような選挙対策で直接お金をばらまくというのは馬鹿らしい衆愚政治と思うが、システ…

暗殺者の反撃 マーク・グリーニー

続いて5巻目、逃げ回るところからの反撃に出る話。外国ならともかくワシントンDC付近で潜伏して逃げ回るのは無理ではと思わないでもないが、逆にそこまで監視カメラ無いのだっけ?毎度戦闘シーンは目新しい工夫がされてて面白い。どっかの映画で見たような…

折り畳み自転車の体重制限

ダホンとか海外メーカについて、日本ではJISが理由で?80kgというのがあるらしく、国内カタログだと80kgと書いている物が多いが、同じモデルが海外では105kgや120kgとなっているので、実際には大分余裕があって安全率が大きく取られている感がある。まあ100k…

暗殺者の復讐 マーク グリーニー

続いて4巻目、例によって最初から人力飛行機からはしごで降りての潜入と言う映画化したらさぞかし珍しいアクションシーンで始まり、ライバル登場からの先の見えない展開が面白い。こういうアクション主体の小説で次の展開を読ませないというのはなかなか出来…

神保町古本祭2022

数年ぶりに復活したが、今年は古本のみのようで、それでも普段より大分お買い得だったのでまたも40冊以上と大量に買い込んでしまった。問題はこれを何時読むのかということで、来年までに消化しきれる感じがしないが、まあ資料も含んでるからいいか。あと、…

暗殺者の鎮魂 マーク・グリーニー

大分空いたがシリーズ3巻目、普通に読みやすくてあっという間に読み終わってしまった。古いSF小説などと比べると、現代のこの手の小説がいかに洗練されているかと感じる。この巻はシリーズものだけど前の話覚えていなくとも問題ないのも良い。全体に映画みた…

日本の平和ぼけとか

侵略戦争しかけられたら降伏しろというのは、平和教育のたまものなのか、単に前回降伏した後の成功体験があるからなのか、、しかし現在の侵略国家に降伏した後に成功なんてあるのかね?まあ貧しくなってきてる一般人から見れば変わらないかも? ある意味日本…

vitessseとBYBを乗り比べて

そろそろ一月ほど交代に使用しての感想。同じタイヤで同じ空気圧なので条件はかなりイコールのはず。 一言でいえばふらふらのvitesseとどっしりしたBYB。vitesseの方が明らかに軽い、ハンドルが軽いのは単にステムとかその辺でふらふらなだけであり、BYBなら…

終末のプロメテウス ケヴィン・J. アンダースン

昔のバイオ、ナノマシンものの古いパターンかと思ったけど95年に書かれた本なので凄く新しい、のだが色々古臭く、プレゼンでOHPとか出てくるので半世紀は前の本かと思ったよ(笑でパニック物で主人公切り替え式なので登場人物が多すぎる、、書き分けが上手く…

RTX3080のmemory junction temperature

PC

最近RTX3080を色々使うことが増えたため、温度関係を見ているとmemory junction temperatureが100℃手前まで到達していることがよくあって、この位であればまだ許容範囲内ということだが、昨今のGPUの値上げで買い替え出来なくなってきたので(まあ非LHR版な…

ゴールデン・フリース ロバート・J. ソウヤー

主人公がHAL側になっての殺人事件もの?これは珍しいパターンか。しっかしこんな人間臭いAIというのはどうかと思うが、こうでないと話が進まないからこの本ではやむを得ないか、もっと非人間的なAIの話にすると、話の語り手に難があるし。ソウヤーの本はあん…

ウクライナ戦争を見て

この戦争の帰結が世界の未来を決めるのかと思うと、確かに気が気ではない。ここで踏み止まれれば、まだ既存の世界が続くと思えるけれど、これが通ってしまったら未来は完全に暗鬱だ。 軍事大国の狂った独裁者が戦争をしかけて核で恫喝するとか、小説でもリア…

スラン A.E.ヴァン・ヴォクト

大昔読んだはずだが全く覚えていないもの。 40年に書かれた本なので、あの時代の超能力テーマだが、なかなか先の見えない展開が面白い、まさになんでこうなっちゃうの?と言うべき変な展開とスリルある話がごっちゃになっていてくらくらする。まあ著者の第一…