2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

怪盗ゴダールの冒険 フレデリック・アーヴィング アンダースン

ホームズの頃の盗賊もの?というのだが、全然思ったのと違って良い意味で驚いた。確かにタイトル通りに怪盗ゴダールが出てくるのだが、本人の出番がほぼ最低限で、こういう主人公が表に出てこない探偵小説はありなのか?特にデビュー作の一作目では、小説ゴ…

異星人情報局 ジャック ヴァレ

割と最近の本なのだが、中身は懐かしのUFO本だった。大昔はUFO本もたくさんあったなぁとか思い出すが、これ2000年台の本なのがすごい。 ストーリーもどうも変というか安易というか、翻訳の為かと思っていたが、そもそも著者はUFO学者?で翻訳も専業翻訳者で…

IT人材の人口差

IT人材白書を読む機会があって、内容はまあ想定の通りで昔から変わらないなというだけなのだが、IT企業とそれ以外の企業の割合というのがあって、欧米ではSIがないので、企業が内製していてという流れの説明資料で、日本だけSIの割合が7割でこれが世界で変わ…

見えない凶器 ジョン ロード

古い推理小説。登場人物も形だけで心理描写も薄く、ある意味パズルみたいな感じ。問題は1930年代とはいえ肝心の見えない凶器が使い古されたネタなところだが、それ以外はなかなか悪くない。と言ってもパズル小説だからといって2段階事件で登場人物がこんなこ…

大阪旅行編2019

久しぶりに大阪に行く機会を得て、少し前に知った伊丹空港で撮影することにした。 最初は有名な千里川土手へ。行ってみるとかなり辺鄙なところで、平日だったが、それらしい人も居るものの、10人も来ることもなく、有名な撮影場所というわりには寂しいところ…

ゴーストマン 消滅遊戯 ロジャー・ホッブズ

前作がまあまあ良かったので続編を読む。 どうやら直接の続編のようなのだが、全然覚えていない状態、でもまあそれは問題ではないけれど、いろいろ微妙な内容で、あんまり褒めるところがないような、まあまあ普通に読めるので悪くはないのだろうけど。

エンジェルズ・フライト マイクル コナリー

かなり久しぶりのコナリー。このペースでは最新刊に追いつくのはいつの日か。相変わらず上手い小説で、最後の方の一部展開だけはちょっと違和感あるものの、これだけの内容ならもう十分。問題は完全に前作まで読んでいる前提で、脇役を含めて登場人物が続き…

黙示録3174年 ウォルター・M・ミラー・ジュニア

大昔に読んだか挫折した本の再読、ほぼ記憶なし。その昔はSFのオールタイムベストに上がってたものだが、読んでみて納得の素晴らしい小説。まあSFに含まれる範囲かどうか微妙ではあるけれど。難点はまさに宗教、教会がストーリーのメインなので、日本人には…