マン・プラス フレデリック・ポール

そもそも人間は宇宙に行くようには出来ていないから、そのまま宇宙進出なんて無理。というところからの火星向け改造人間を作る話。
この本は改造過程とその影響の部分に着目した内容になっていて、面白そうな部分はあるのだが、人間関係のぐたぐたが大量に挟まってて閉口する。
もうその辺はどうでもいいのに、しつこく続いて挙げ句に火星にまで付いてきたときには本当にうんざりだったが、おちが面白いというので最後まで読んだ。
で、期待の最後は、、そりゃあ事前に読めなかったけど、まあそうねっていう感じでいまひとつか。
あと、現実でも人類の宇宙進出なんて無さそうで、もう改造人間すら無理そうなので、今だったらこんな境遇でも夢のある話に思えるかな。