ネクサス ラメズナム

普通に面白い。これは最近ではかなりの当たりだ。
近未来物で脳の神経をコンピューターにしてOSを走らせるところがアイデア賞。まあナノテクで済ませれば一言で終わりなんだけれど。それを前面に出さないで書いてるところが良いのであって、万能ナノテクを使わないのが現代からみて違和感を感じさせていないのだと思う。
難点は映画みたいなアクションシーンが多すぎて、それにページを削られてるのがもったいないし、後半そればっかりなのでなんだかなという感じ。せっかくのネタの掘り下げが足りなくて惜しい。
あと展開が早いので細かいところの粗が見えてないけど、脳内コンピューターって具体的にどう実装されてるのかと考えるとやっぱり変なところだらけのような?特に脳だけで無線で繋げられる理屈はさすがに(笑
話自体は後半のアクションで全然進まないなと思ったらこれ三部作の1作目だった。1とか付いてないので次巻は売れ行き次第か?となるとあまり期待でき無さそうな感じだが、、