ビッグ・タイム フリッツ・ライバー

おそらく今まで読んだ中でも一番読み難い本。
とにかく訳が酷い、いや原文からしディレイニーとかああいう感じなのだろうが、それにしてもこれほどとは。
普通に読んでるだけでは全く頭に入ってこないので、普通の読み進めるためだけに前に戻って読み返す必要があるというのはさすがにおかしい。
で内容の方も、これでヒューゴー賞受賞作というのが信じられないもので、まあ当時はこういうのが受けたというか、そういう歴史的意義を考えるものかと。
サンリオSF文庫の初期作だったはずだが、いきなりこんなのが出てきたら、初見の読者はさぞ驚いただろう。