夜の大海の中で グレゴリイ ベンフォード

放置していたベンフォードのシリーズを片付けようかと考え、まず1巻のこの本から。一応このシリーズは大昔読んで途中で挫折したはず。全く記憶なし。
感想は思ったよりずっとまともなファーストコンタクト物で、あんまり変な要素もなく、割とストレートな感じで好印象。
あちこちお約束な展開だったり、主人公の役割が組織内アウトローな感じで無理矢理感があるが、邪魔な人間関係部分も我慢できる範囲なので、まあまあなんとか。
書かれたのも70年代なので、今読んでもそれなりに普通な世界観。コンピュータの情報見るのに紙に印刷してるのは時代か、
終わりも宇宙人はよくわからないで終わるので、この本だけだったらそれなりに悪くない結末に思える。逆に言うとあんまり目新しい点も無いけれど。
問題はこのシリーズって途中の巻からめちゃくちゃぶっ飛んだ展開になるところなんだよね。。