星々の海をこえて グレゴリイ・ベンフォード

続いて2冊め。前作にあった前向きさ?というか作者、主人公の若さが無くなったからか、展開がネガティブで展開もきついので読むのが大変。
ほぼ宇宙人による地球侵略ものなのだが、この方法は長編では読んだこと無いので珍しいのでは。まあまどろっこしいというか、冷戦時代の考え方という印象。
そしてこのラストシーンから次巻はどうなるのかというのが一番の売りなのだが、果たして大丈夫だったかな。
気になるところとして、ここに登場する宇宙船は光速の90%近く加速できるみたいで、ラムジェットのようなのだが、そこだけかなりの超科学というか、これが作れる技術があるなら他にも何でも出来そうな感じ。あと冷凍睡眠も出てくるのだが、これほどの加速があれば、銀河系内部のちょっとした距離なんて直ぐのような。