プタヴの世界 ラリイ・ニーヴン

ノウンスペースもの長編の第一作にて著者の初長編。

時間停止空間に留まった謎の宇宙人が発掘されて云々からの話なのだが、かつて銀河系を支配したとかがこんな頭で良いのか?、まあ古いスぺオペみたいな世界観なのだが、妙に細かいところが新しめで、冥王星とか海王星の描写はそこそこリアルな感じ。

長編第一作なのもあって、確かに今後のノウンスペースネタが全部入っててなるほどねと感じる。
全体に登場人物の書き分けがいまいちなのと、ストーリーも第一作らしい駄目な感じに力が入っててわかり難いが、まあなんとか読めないこともないくらい。