リヴァイアサン クジラと蒸気機関 スコット・ウエスターフェルド

続いてまたスチームパンク三部作に手を付ける。

こちらはジュブナイル冒険小説で、普通に面白い小説。これはこれでわかりやすく、ストーリーもアクション主体の見せ場が続くし盛り上げ方も上手いね。

ただここまでジュブナイルな小説が何でこのシリーズで出てるのかよくわからんが、、あと挿絵が沢山ついてるのが目新しくて、こういうのは絵で表現した方がわかるからありがたい。
で、第一次世界大戦の歴史改変物で殺された大公の子供が主人公なのだが、この設定大昔に何かで読んだような気がするので定番なのかも。
あとスチームパンクというより、どちらかと言うと遺伝子改造生物が主役級なので、何か違うというか、、まあスチームパンクの定義が問題だけど、もうちょっと蒸気機関よりだと思ってると違和感ある感じ。映像化したら生物兵器が難しそう、綺麗な絵にするのは大変そうだ。