ベヒモス クラーケンと潜水艦 スコット・ウエスターフェルド

区切りが弱いので3部作というか1冊を3分割しただけな印象だが、よくある翻訳で増えたものではないみたい。
舞台はトルコに来るのだが、イスタンブールらしさは微妙、、スチームパンクよりこういう異文化を協調したほうが面白いと思うけど難しいか、この辺機械の挿絵よりも背景絵を強調した方が良かったような。

で前巻から持ち越した謎の卵はもうちょっと良いものかと思ったけど、こんな程度ではなあ、、あとこの展開、大分死人の嵐な感じがするけど見えないのはジュブナイルだなと感じる。
主役メカな空飛ぶクジラだけど、水素で浮いてるので当然雷兵器は鬼門だよねと。というかこれ対策無いし人造空飛ぶクジラはどうしようもなく不利なんじゃ、、
最後あっという間にトルコ革命が成ってしまうが、こんな簡単に進むのはまあジュブナイルだなあと。