ねじまき男と機械の心 マーク・ホダー

シリーズの特徴としてのスチームパンク要素だけれど、背景としてあるだけでストーリーに直接関係しないので、読んでてそういうビジュアルな感じがしない。
特にこの本では蛇人間とか謎のダイヤモンドとか安っぽい冒険小説になっていて、特に今回の幽霊がらみの事件とかむしろスチームパンク関係ないところが面白くて、著者もこういうの書きたいのではと思うのだが。
歴史上の人物も、あまり詳しくないのもあって使い方に意味があるとはあんまり思えないんだよね。せめて歴史上のイベントと絡めて拾ってればまだ意味はありそうなんだけど。
最後に期待して3巻目に続く。