竜の卵 ロバート L.フォワード

挫折した難易度の本に挑む。
たしか読んだのは20年は前だったような、、あれこんな話だったかと終わって思い出したが、読んだと思ったのは別の本、重力の使命だった。
原書が1980年なので、冒頭のコンピュータの描写がホストから来ているのだろうけど、今の人ならAWSを思うだろうなとか、その辺は時代を感じるものの、それ以外は今でも新しい感じで凄い。
で読み難いところは、やっぱり前半のつかみが弱いかな、、絵で説明しにくい異常世界なのでなかなか苦しく、それを補うためにやたら人間的な宇宙人なのだが、しかし面白い物語を書ける人ではないのであんまり上手く行ってないのがつらいところ。
また、面白くなるのは後半以降なのだが、こっちが読みたいのはこの辺なのに、それをすっ飛ばされてしまうので惜しい感じ。でもまあその辺の理屈を細かく書いたらイーガンみたいになってダメかな。。