コンピュータ・コネクション アルフレッド・ベスター

ゴーレム100を読む前に読みやすかった印象のこっちを再読する。
これも20年以上前に読んだはず。たしか著者の本で唯一解ったような感じがしたのだが、今読み返してみると全然わからなくなっていて、当時は何がわかったつもりだったのだろうと不思議な感じだ。
とにかく意味不明な物語という意味ではこれほど凄いのはなかなかないもので、翻訳であってもこのように伝わるのは凄い。適当に書いてるわけでなく、計算で書いてるわけでもないだろうから。
一応、昨今のブームである新訳が出てないか探したが、この本はなぜか放置されていて、それ程売れないというわけでもないだろうにと思う。