ミス・エルズワースと不機嫌な隣人 メアリ・ロビネット・コワル

こういう本って大昔のあれに似てるなと思っていたら後書きでそんまんまオースティンと書かれていて笑う。魔法の使い方はこの時代にうまく当てはまっていてそれは良いのだが、根本的な物語は元ネタの範囲を越えないので、安心して読めるといえばそうだけど。あんまり上手くないとは言える。
あと何故かハヤカワFTから出ているが、続編が翻訳されなかったようなのでやはり売れなかったか。