宇宙船ビーグル号の冒険 A・E・ヴァン・ヴォークト

大昔に読んだはずだが覚えていない一冊
有名なスペオペと思っていたが、実際にはそこまで古い本ではない。冒険小説的なところが全然なくて、総合科学なる怪しい科学者の話。
とういうかもう政治の話と科学者の話がひたすら続いてて、基本宇宙生物が襲ってくるみたいな話なのだが全然それが主題でないのでなんだか。
残念ながら古典としては読めるけれどという感じで、バローズのような単なる冒険小説よりにした方がまだ今でも読めたのではという感じだ。
主人公もこういう人物像はこの時代はありだったのか?、あと文明の周期学の方が総合科学より活躍するのはどうなのかと。
ついでに翻訳も古いので読みにくいのが難