時間封鎖 ロバート・チャールズ ウィルスン

3部作を発掘したので、まず1冊目から、確か既読。
イーガンの本とごっちゃになっていたが、読み始めて思い出した、こっちの方はSF小説の中でもかなり一般小説な方だった。
SF作家が書いてるSF背景な一般小説という感じで、その割には上手く、翻訳が良いのかもしれないが、非常に良い出来。全体に分量があるのだが、出し惜しみしないペースで展開が進むので、人間ドラマ部分の描写も長いのだが、それでもしっかり読めるのが良い。こんなに書けるのにSF専業作家というのが不思議なくらいだ。
時間ネタSF小説はたくさんあるが、このネタはこういう小説の形態には凄く合っていると思う。
気になるのは続編の評価だが、、未読なので直ぐに読むとしよう