時間的無限大 スティーヴン・バクスター

昔々読んだ時にはこれこそSFの最高傑作だとまで思ったものだが、今読み返してみてもその気持はあまり変わらない。何故これほど人気がないのかと不思議になる一冊。
まあ世間ではイーガンがあるので、今更バクスターは不要という感もあり(笑、翻訳も出なくなって既に10年以上?、この本も絶版とかで、そんなに売れないのか本当に不思議だ。
著者の難点はよくある人物描写がとか、小説としての体裁の部分とか言われてて、まあそれはその通りなのだが、世界で一人の奇想天外なストーリーを書けるのだからそんなのは些細な事だ。
とりあえずリングと短編集2冊は見つけたので、続いて読みたいところだが、、