雪嵐 ダン シモンズ

続いて2作目、前作で慣れたからか、著者も書きなれたのか、普通に面白く感じるようになってきた。途中すっ飛ばして進む展開も違和感を感じさせなくなってきて、複数のプロットが絡まって進んでいるのも良い感じ。モラルの段階の話とか、ここでそういう話するか?みたいなのが著者らしいか。
なんだけど、、悪役が微妙に頭悪いのと、前作と比べると普通の小説になっていて、アイデア面でも目新しい感じが無くなってきていてその辺は残念。
もちろん一番残念なのは、三部作なのに3作目が翻訳されなかったこと。売れなかっただろうけどこれは酷いとしか。