星の書 黒き流れ2 イアン・ワトスン

続いて2巻、そして明かされる秘密なんだけど、うーんジュブナイル向けSFファンタジーみたいな程度の感じで、SFとしてはこの程度の緩い設定じゃあ今の若者でも厳しいのでは。
まあ、カ空間を利用してのアイデアは面白いというか、集合無意識の宇宙版?、精神の世界?での時間的制約を受けないところを利用して、精神爆発で銀河レベルにフラッシュを炊いて、レンズを作って探し物をするという、なんという宇宙植民の無駄使いというか。もっと他にやることあるだろうという。。
あとこの世界、コンピューターに支配された未来世界なんだけど、人口とか文明レベルとか、細かいところがあいまいなのでそっちが気になって仕方がない(笑、それもあって主人公だけが真実を知って行動出来るところの説得力が弱いような、、まあジュブナイルなのでと言われたらそうなんだけど。