革命の倫敦 ラヴィ・ティドハー

これでこの辺のスチームパンク歴史改変3部作で積んであるのは全部のはず。まだなんかあったかな。。

この本は特に歴史改変物度合いが高くて、スチームパンクというよりSF歴史改変ものという感じ。そして登場人物もほとんど全てが引用で、それも大量に出てくるのでかなり勉強というかわかってる必要あり。

この前読んだ3部作と違ってジュブナイル要素が無いので本の密度が何倍も違うが、単に読み難いだけのような。。前の3部作はキャラクター小説なところがあって、それが上手かったので読みやすく、先を読みたくなる推進力があったのだが、この本はその辺が全然駄目で、もうちょい上手く書けないものかと思ってしまう。

世界観的には、このとんでもない盛りだくさんの内容で、アイデア数冊分が詰まってる感じは凄いし、似たような小説を思いつかないくらい非常に独特な内容なのだが、、