dahon curl i4購入

折り畳み自転車を使っていれば、いずれbromptonに興味を持つのは自然な流れであるが、いかんせん20万円超える自転車を普段使いにする度胸が無いので諦めていたのだが、dahonのコピー品が安くなって85k円となれば物は試しと買うことになるのだった(笑
で、数日乗っての感想

・ハンドルポストの高さ調整ができるのだが、ずれやすいし前傾姿勢が良いので一番下にする。走りながらハンドルがずれて下がったときはこけるかと思った。

・ハンドルが渋い。こんなに硬いのでOKなんだっけ?、ハンドルで壁に立て掛けて動かないくらい硬い。まあ普通に走れるけれど。。
・ハンドルが短い。BYBは長すぎて実は歩道を走る規定にひっかかるくらいなのだが、これは短すぎでは、折り畳みでの小ささのためなのだろうけど、この自転車が不安定なのはタイヤサイズよりこのハンドルの短さが原因だと思う。
・折り畳みでシートポストで後ろ半分を固定する仕組みはなかなか面白いが、箱から出して見ただけでは普通わからないと思う。この自転車汎用のマニュアルしかないので、まずここでひっかかった。

・ホワイトのカラーを買ったが、現物を見るとパール塗装の白地にブルーのラインが非常にかっこいい。これが一番満足度が高いポイント。前半分は溶接後も滑らかになっているので、実物を見ると素直にかっこいいと感じる。この辺はオリジナル感ある。

・フレームがかっこいい。bromptonと比較されて不格好だと思われがちだが、現物は案外に薄く幅広くてきれいに曲がっていて、一番見栄えがする。上に書いたカラーもあって、エアロロードみたい?な感じというか。
・ブレーキの利かなさが凄くて笑う。というか全然止まらないので真面目に危ない。少し調整してみても変わらないので、まずはシューだけ交換するつもり。tektro369だけどこんなに止まらないものだっけか?、アーチも極端に長いというわけでもないのだが。普通にここまで止まらない自転車を売って良いのかってレベル。

・タイヤは16インチだがbromptonと同じで大きいほうの16インチなので実質18インチくらいあって、20インチからでもあまり違和感なく安定して乗れてる。
・後輪の回転が渋い。フリーにして回してもすぐに回転が遅くなって止まってしまう。これの原因は内装変速機だからか?、どこにも接触していないし、それ以外思いつかないが、、bromptonもこんなもんなの?

・ペダルの回転が渋い。三ヶ嶋のと比べると全然回らない。安物はひどいな。
・フロントに荷物を付けられないので、リアキャリアにパニアバッグを付ける。小型のフロント用なので下を擦らないし、ホイールベースも長いので靴も当たらない。
・折りたたんで持ち上げてもばらけないのは面白い。なるほどコピー元のbromptonというのはよく出来ているのだなと思う。

・養生テープがあちこちに貼ってあるのだが、購入時点ですでに剥がれてるところがあって、それがフロントフォークの2か所、1つは折り畳み時にフォーク受けに入るところで、これはまあそうかなという感じなのだが、問題はもう1つの部分で、折りたたんでフロント部分をフォーク受けに入れると、フォークの上側がリアのチェーンテンショナーに当たってしまい、テンショナーが曲がっているんだよね。。テンショナーは当たる前提だからかゴムが巻かれているのだが、この部分がかなりダメなつくりというか、もうちょっとずらせば上手く入らないかと思うのだが、、このモデル2020年物なのでcurlの3世代目?のはずだが、これでも改良されてるのかねぇ。
・他にもリア側のブレーキケーブルとシフトケーブルの取り回しも問題で、折り畳み時にタイヤと接触して伸びなくなるし、後ろ側もぐるっと回りこんでぎりぎりなので、いまのところ上手くいってるけれど、ケーブルの位置がずれると間違いなく折りたためなくなるだろう。この辺は外側にケーブルを逃がせば良いのではと思うのだが。
・重量12kgだが、片手で持ち上げて移動できるのは便利。コピー元同様、輪行しやすいというのもそうかもしれない、ただ、ローラーの幅が広くないので、普通にバランス崩すと倒れる。
・この自転車の変わったところとして、多数あるクランプがヘックスボルトでなくて手で回せるボルトが付いているところで、折り畳み自転車でよくあるサドルのクランプが緩んで落ちそうになったけどヘックスレンチ忘れて直せないというのが無いのが良い。