長崎旅行編2日目

・ホテルの朝食は和風バイキング。種類はかなり豊富だが、味はまあ普通
・時間があるので歩いて大浦天主堂へ。周辺はよくある土産屋が並び、この辺では一番の観光地ということでそれらしい感じ。大浦天主堂もなかなか見栄えする建物なのだが、有料なのに中は撮影不可で、しかも音声案内だけで見るべきものが殆どないというのはがっくり。確かに歴史的な意義はあるのだろうけど。
・近くのグラバー邸へ。一番上までエスカレーターでどんどん登れて楽な作り、一番上の建物からは、先日の稲佐山程ではないが、なかなかの景観。建物も当時の本物ということで、洋風建築だが瓦の屋根なのが面白い。庭園自体は思ったより小さく、いろいろ見れるもののヨーロッパの城を見るのとは違うか。
・昼からは今回の本命の軍艦島ツアーへ。天気は快晴、風はややあるがなんとか上陸を期待したいところ。船は3フロアだが、写真を撮るために後方のオープンデッキに搭乗。港から出てもほとんど揺れないので、非常に楽な航海だった。
軍艦島に近づくと、左右それぞれから見えるように周回してくれるが、後からわかるがここが最大の撮影ポイント。両側に移動して連射して撮ること。船の揺れは少ないとはいえ陸の上とは違うので、シャッタースピードを1/800まで上げたが、天気が良いのでこれで十分に取れた。まあRX10のAFなので連射しても外れがどんどん増えるだけではあるが。
接舷して上陸。軍艦島を歩くことができるのだが、前もって知っていたとはいえ歩ける範囲がかなり狭い。本当に端の方を少し歩けるだけで、上陸してもしなくてもあまり変わらないという意見があるのも頷ける。せめてもうちょっと中央に入れないものかと思うのだが、あれだけ崩れそうなビルがあれば無理か。いっそのこと崩してしまえば安全に進めそうなのだが。
そのため、撮影できる範囲もかなり限られており、軍艦島の撮影は上陸前にいかに沢山撮っておくかにかかっていると思う。レンズもRX10の24mmで広角側は十分。望遠側は100mm〜200mmをかなり使っていたので、そこまで望遠は不要な感じ。
ちょっと気になるのが、崩れないように補修しているところで、階段とか壁の裏に鉄パイプで補強してあって、まあこのくらいは保全してるのかと思った。あと、40年放置の割には緑が少なく、自然に帰るなんてコンクリートずくしではこんなものかという感じ。よくあるビル群の廃墟化の絵は100年は経たないとああはならないなと思った。
・戻る途中で眼鏡橋を見てきたが、歴史的な意味を見ると面白いかもくらい。
・食事は、長崎に来たのだからということでトルコライス皿うどん皿うどんの方は少し珍しい細麺で思ったよりも良かった。