奈良旅行編2日目

1日使えるので、東大寺春日大社周辺を回ってみる。
最初に東大寺というか、朝早すぎて興福寺が開いていなかったのでここまで来た。奈良国立博物館も日曜なのに閉館の様子だった。東大寺は修学旅行で来たはずだが、もう全く覚えもなく、建物の巨大さに驚いた。こんな立派なものだったろうかという位で、想像以上のものだった。大仏は随分高い位置にあったのだと思い、かつての記憶と全く違うのが面白い。観光客は少なめだったが、ほぼアジア系な外国人だったようだ。
そのまま二月堂へ。思ったより高さが低め。三月堂も一応入り、ゆっくり見ていたが寒さがこたえた。
歩いて春日大社へ。正月でもないのにこの混雑は凄い。中が狭いのが問題か。特に見るものでもないので南に歩いて新薬師寺へ。この配置はどうなんだと思うが、珍しいところではある。
続いて近いところにある入江泰吉記念奈良市写真美術館へ。今は東大寺の展示で、催事のはあまり興味もないのだが、風景は凄い。雪の写真とか大判で撮ったとはいえフラッシュ凄いだろうなとか思う。特に連射機でも無いハッセルで撮ってるというのが大変そうだ。
さらに近所で志賀直哉旧居に入る。中は空だが建物が凄い。一階部分の広さと広い部屋がないのにやたら部屋数があったり、田舎の建物とは違う感じか。庭も狭いのだがえらい凝りようだった。
この辺りでもう腰が痛くで大変だったので戻ることにして、興福寺へ。国宝館に入る。ここは完全に美術館形式で展示がしてあり、他とかなり趣が違うのだが、こういう展示のほうがたしかに見やすい。特に有名な阿修羅像はこれが現物かという感じ。
この頃で既に16時前。どうもこの辺の展示は16:30で終わるのが多いようで、最後にホテルに近い元興寺に。目玉は曼荼羅図だが、暗いのと説明文が筆書きなのでわかりにくいか。