オルガスマシン イアン・ワトスン

グロというかあれが私には厳しい描写が多すぎてこの本はつらい、普通に無理。
1章のひどい展開が延々続くのに耐えられれば2章からはまあまあストーリーが動くのだけど、そっから先は駆け足で薄いので、1章のこれが書きたかったってことなんですかねえ。。
あと最後のほうは電脳でサイバーパンクの先駆けなのかと思ったが、80年台にリライトした上で追記したとあるので後半の展開は後付けだからなのか。しかしまあこの後付け部分が無いままで出版しようとしていたというのはさすがに無理でしょうとしか。。

変な日本趣味を除いて著者らしい感じというのも特に無いし、英語ですら出版されなかった珍しい本というだけでよくこれを日本で出版しようと思ったものだという感想なだけ。