燃えつきた橋 ロジャー・ゼラズニイ

環境問題は宇宙人の陰謀なんだよみたいなトンデモ話なのだが、これがこんな話になってしまうとは、、
ゼラズニィって普通の話とことん書かないなあという、全然予想も出来ない変な展開に、しかし現実的な描写が相まって凄く変な本を読んだという印象。
全然期待してなかった分だけ驚かされたというか、なんだろう、間違いなく人に勧められるような本では無いのだけど、強い印象を与えられた本と言う感じ。
神話文学系のネタがあまり使われていない普通のSFに近いからか、書かれたのが76年と新しいからか、単純に著者の力量で圧倒されて読まされてしまった。