某自己責任論を見ていて

やっぱり自己責任論は危険だなあと。足の引っ張り合いをするのではなく前向きにと言ったところで、そんな綺麗ごとでどうにかなる段階なんてとっくに終わってるわけで、その現状認識すら共通の土台として共有出来ないというのは、まさにパンが無ければ云々みたいな身分の断絶を感じてしまう。

もう普通の人から見れば、世の中の希望なんて来世の生まれ変わりに期待する位まで来てるのでは?と思うことがあって、日本だと全体のパイが縮んでる社会なので、悪くなる要素しか見えていない。

アメリカとか、あんなに成長してる国なのに、なんで分断とか断絶みたいな議論があるのだろうと思ったこともあるが、あちらも一部の狭い範囲だけ成長していて、その他大勢は日本と大差ないと知ってまあそうだろうなと思った。

せめて中流層を育てられる成長社会なら分断も抑えられるのだろうけど、今の日本では分断は悪くなる一方だし、自己責任論みたいな分断を煽るような言説はかなり控えめにして扱わないと、問題の状況は悪くなる一方だと思う。

某運動とかも過激になって分断を煽るのは、その運動そのものは成功するかもしれないけど、社会の分断を進めてしまい、結局一部の人間が他の足を引っ張って自分だけ成功するみたいな形なので、トータルで見て損する側の方が多いのでは?まあもちろんみんな自分さえよければ良いでやってるのだろうが。

とはいえじゃあ負け側はどうするの?だけれど、本当どうすれば良いのかと。やっぱりどうにもならないので人生諦めですか。。