ニュースのキュレーション効果

よくあるメリットとして、キュレーション的な、自分の興味のない分野についても一覧出来るので広く見分がというのがあって、それは私もそう思うのだけれど、しかし自分の詳しく知ってる分野について、非常に適当な、ほとんど嘘みたいな内容が平然と書かれていたりすると、他の詳しくない分野のもこれと同じ程度で書かれてるのかな?と疑いを持つようになってしまい、キュレーションの逆効果というか、なにもかも間違いだらけのキュレーション結果を読んでる感じがしてきて、そもそも読まないほうが良いのでは?と思ってしまう。

おまけにイデオロギーの件もあって、そもそも論でフラットな記事なんて書けないというのは解るのだが、角度を付けて書かれてる前提があると、ただの事実の羅列であるはずの記事の内容をそのまま鵜呑みに出来ず、この文章はどの位角度が付いているのだろう?とか読む度に考える必要が出てきてしまい、その無駄なコストを考えると最初から無視するのが正解に見えてしまう。

とりあえずストーリーが明白すぎて、明らかに刺さりやすい記事に書かれてると感じるのは大体怪しい。世の中そんな簡単な切り口で語れるほど安易な問題が残ってるものではないでしょ。

で、そういう明らかに盛り過ぎてるのは分りやすいけど、難しいのは嘘は書いてないけど、事実を全部書いてあるわけではないケースで、結局何を残して何を落とすかによってかなり操作できてしまうので、書かれてない部分に何が入ってるのかと考えだすと切りが無くて、うーんやっぱり読まないのが正解だ。