輝く永遠への航海 グレゴリイ ベンフォード

ようやく最後の6巻を読み終わった。原作でもかれこれ20年がかりの伏線がすべて明かされる最終巻。よくまあよくここまで頑張ったというべきなのか。。

目新しいところでは、有機生命体と機械知性の最後はプラズマ生命なの?、それでも最後は崩壊するのでは、やはり終わりは来るということ?暗黒物質までは出てこないけどここまでか?
とにかくいつものように哲学っぽい余計な部分が多すぎて話が進まない。あとがきでうまくまとめられてるのを読むと確かにこれだけと言えばそうだよねと思ってしまう。
でも人間の遺伝子コードくらい簡単に読み取れない?とか、ここまで書いて結末はこれ?、これでいいのかという感じで、そりゃまあもう人類はどうしようもないのだけど。まあイギリス作家らしい感じ。
一応、他人にすすめるなら3巻、1巻かな。4巻以降は指輪物語を軽く読み通せるくらいでないと無理だ。