エジプト旅行編 2日目

個人ツアーの車で市内観光。
最初はエジプト考古学博物館へ。外から入り口まで大混雑。中に入ると中央の展示は広くて良いのだが、それ以外はいろいろ残念な感じ
まず展示の仕方というか、ガラスケースが古い感じで、埃っぽくて汚いまま。あと窓が大きいので太陽光がかなり入ってくるのもあって、汚れが見えすぎて今一つ高級感がなく、偽物みたいだ。
ツタンカーメンのマスクの本物感は凄い。大きさも人が被るならこんなものかというもので小さすぎもしないし、これが3千年以上前の品かと思うと感動する。
今回よく見ると、後ろ側の髪の毛が結んであったり、内側はヘリの部分が厚くなってるだけで、それ以外は一面型凹がある作りで、裏からたたいてあの形にしたのかと思うと大変そうだ。
ほかに印象的だったのは箱を四方向から内向きに守ってるので、例の犬の像と違って初めて見たので驚いた。
あとはロゼッタストーンのレプリカとか。本物はイギリスで見たが。
ミイラの箱はたくさんあるのだが、どれもあまりきれいに保存されていないのが残念。あとこの棺桶、日本のより高さが2倍くらいあって、石造りなのもあるが底がかなり分厚い感じ

続いてオールドカイロへ。
この辺も有名な観光地ということだが、観光客向け協会が少しあるくらいでいまいち。しかし、この狭い通りと建物の度に金属探知機が何度もあるのがすごいというか
とはいえ警備員のやる気のなさで面倒なのかそのまま素通りさせていて、まさに形だけのセキュリティという状態。
とはいえ1人用の警官待機所みたいな中を覗くと、拳銃どころかライフル銃を置いてあったり、防弾ベストを着けている警備もたくさん居る。

続いてカイロのシタデルへ。ここの協会が凄い。ヨーロッパの協会の天井は結構見てるが、ここのそれは今まででも最高かも。特徴としてはライトが低い場所に配置されていて、
天井をうまく照らしているのが効果的なのだと思う。靴禁止なのが珍しいか。
続いて見るモスク側もスペインで見たのよりかなり大きく、柱の造形がそれらしくて面白かった。

終わりに市場、ハーンハリーリを歩く。観光客向けの市場?と思ったがそうでもないか。案外混雑していないので、見るだけなら簡単だ。

ホテルへの移動中にカイロの高架の道路からピラミッドが見える。

ギザに移動してホテルへ。ホテル名からまんまピラミッド前にあって、屋上の食堂でピラミッド3つ拝めるという好立地。
ホテルそのものはまあエジプトな上に並のところなので、最低限という感じ。水の出が悪いのがエジプト風か。
夕食終わるころ、ピラミッドとスフィンクスをライティングして見せるイベントが始まってて、イベントの観戦場所は少し離れてるのにここまで聞こえる大音量はともかく、一応はお墓であるピラミッドをこんなイベントに使うとか、なんというか死者への敬意もなにもないなという感じ。

夜は星空とピラミッドという写真が撮れるかと期待したが、空気が悪いのとカイロから離れてるのに光害で全然星は見えないので断念。

ピラミッドは、街からみるとまるで富士山のようで、ずっと遠くにあるのかなと思うとすぐ近くにあるという感じで、あまり巨大な感じが無い。
あとスフィンクスがかなり小さい。ピラミッドがあるので小さく見えるだけという感じもあるが。。