魔術探偵スラクサス マーティン スコット

ハヤカワFTのミステリ風な物語
この手の話だと魔法がどこまで使えるかでミステリ部分の強度が試されるが、この本だとミステリ部分はかなり添え物程度だったのであまり気にならなかった。
とはいせ、魔法部分もかなり弱く、主人公の設定がそうだからと言ってもほとんど物理で解決してるような、、
これで幻想文学大賞かぁと思うものの、うーむまあ1冊目だからあんまりこ慣れてないのかと次巻を探すが、刊行された日本語訳はこれ1冊だけだった。
やっぱ売れそうにないし、続巻も望み薄かな。