ポピュリズムが問題らしいのだが、

なんでも世界は今ポピュリズムが問題だとか。
でもそれって日本では既に通り過ぎた道なのではと思っていて、何年か前に出来るわけないマニフェスト埋蔵金に、さすがにこんなこと出来るわけないと思っていたものの、政権交代を試してみても良いかという空気があって、あれがまさにそれだった。
結果はもちろん大失敗で、何も出来ないどころかマイナスにしかならない数年間。結局のところ現状が嫌だからと言って大衆迎合に変革を売りにしてもプラスの成果は生まないというのが結論だったと思う。
そういう前例を殆どの人が覚えている現在では、そうそう簡単にポピュリズムに引っ張られることは無いのではないかと考えている。

しかし、世界を見渡すと今のアメリカとか、日本から見ると色々上手く行ってるとしか思えないのだが、それでも変えたいというのだろうが、実際にはひどい結果にしかならないだろうと解る。
まあそれでも数年我慢すればまた戻せるのがましなところで、ブレクジットなんて永久に影響がでるものとは違うのが良いか。
なんにせよ速いところで、ポピュリズムでの無意味な改革は害悪でしか無いと解るようなイベントが起きてほしいと考えている。
問題なのは、今のウクライナとか、南シナ海とか、国境を変えようとする力で、これは後で戻せるというものでないものなので、この後数年は小さい失敗を起こすことで、この辺を現状維持出来るかにかかっているのではないか。
もしも現状維持が出来ないとなれば、世界史に残るような危険な展開が訪れるという感じもあって、実際そうなりそうなのが恐ろしい。