ならずものがやってくる ジェニファー・イーガン

たまにはこういう一般小説も良いかと手を付けたが、かなり実験的な内容だった。。
関係する人物がばらばらに登場する短編集なのだが、時間もバラバラなのと文体からなにもかも変わるので気をつけて読まないとわからなくなる小説。電車の中で読むには明らかに向いていない内容。
ならずものは結局時間か、、自分でも意外だったが、こういう小説を読んで、まだ感じ入るところがあるとは思わなかった。ミステリとかと違い、物語を進める推進力が弱いのだが、それでも最後まで興味深く読めた。
あと再読すればもう少し細かいところもわかりそうだが、どうしたものか。