レインボーシックス トム・クランシー

ゲームで有名な原作。もはや小説版なんてよほどの暇人しか読まないだろうが、、
書かれたのは90年代後半。10作目というから意外に寡作だなあと思うが、読んでみるとかなりいまいちな出来栄え。これはゲームから入る人に進めるのは無理だな。
一応、一連のシリーズ物なのだが、比較的独立していて単独でも読めるのは良い所。
ストーリーは対テロ物で、前半はまあ比較的読めないこともないのだが、後半でスケールがでかくなると反面詰まらなくなってしまい、なかなか読み通すのが辛い。
今回の悪役は環境テロリストなので、例の困った政治的主張は弱いのだが、単に自分が慣れすぎていてこの程度では違和感を感じないだけの感じもある。