BromptonM3Lをシングル化する

M3Lの内装変速機3速からのシングル化なので、必要なのはリアホイールとシングルスプロケセットのみで35k円程となり、試しにやってみても良いかと考えたもの。あとシフターとケーブルを残したままなら元に戻すのも容易というのもある。
ハブについては純正でも5速までは出来るようで、フロントは玉押しだけどリアハブはシールドベアリングなので回転も悪くないし、サードパーティーなら7速まで可能というが値段が現実的でないので純正が最適解。

組み立てについて、純正リムテープが硬くて調整が難。スプロケはスペーサーの順番は書いてあるけど、歯の表裏について記載がなく、brilliantbikeにあるマニュアルでわかったが、なんで購入した物に付属していないのか謎。最大の難関は固定リングが硬いことで苦戦するがなんとか出来た。
交換はホイール入れ替えだけなのであっというまに終わる。シングル化でチェーンラインも特に問題なし、13Tから12Tに代わるけどチェーンのコマ数はマニュアルによればこのままで良いとのこと。

そして交換して持ってみての感想は、、あれ、全然軽く無くない?、いや軽くはなったけど、S2Lより明らかに重い。重量を測るとS2Lより500g重いのがわかる。

S2Lとの違いは残したままのシフター、ケーブルと、あとハンドル、サドル、ペダル、ライトとDIMPAか。まあこれだけあれば諸々500gの違いはあるのか。というかこれでも700gは軽くなってるので、元のM3Lがいかに重かったかわかる。

走行しての感想はS2L乗ってるので解っていたけど全然違いが無い。しいて言えばリア側が軽いのでサスペンションの動きが違うかな程度。持ち上げた状態でのホイールの回転はシングルの方が優れてるけど、内装変速機も十分に回るので実走行では違いがわからない。一番違うのはシングル故に坂道を全部立ちこぎする必要があることだが。。

とりあえずの現時点の感想としては、シングル化は明らかに失敗。金をかけてまでやる価値は無かった。。