夏を殺す少女 アンドレアス・グルーバー

同じ苗字のドイツ作家のアンドレアスさんだが、似てるような感じがあるのは翻訳のせいなのか、、
2人の主人公で切り替えながら進むことでサスペンスな展開が上手い、テンポが良いというか、読んでいて勢いあってだれるところ無く進むので一気に読んでしまった。ただ犯人側とかミステリ的なところは大分いい加減な感じ、早回しの展開に誤魔化されてる感が強い。

全体にそこまで意外な展開はないのだが、最後手前の主人公が見逃しにするところはなかなか普通ではないところで、まあこの場合はこうなるよねというか。ただ最後は平凡に終わらせたかな、、まあ犯罪のテーマがあれなので、こうなるしかないか。