A‐10奪還チーム出動せよ スティーヴン・L・トンプスン

大昔に読んだような、そうでもないような。
80年に書かれた本なので、懐かしい冷戦時代小説。この手の冒険小説はこの時代に限ると思う。
話は定番の最新兵器の奪い合いが基本の筋書きなのだが、後半ひたすら続くカーアクションは確かに凄い。ある意味ほとんどこれだけの小説なのだが、ここまで徹底して書かれてるのはなかなかないと思うし、これだけで有名なのもわかる。
一応A10とフォックスバットの空中戦もあって、こっちは無理そうな感じではあるがまあまあかな。
著者の1作目らしいが、翻訳が良いからか、この分量も一気に読めて十分面白かった。