某COBOLのシステムが問題とされてるけど

別にCOBOLなんて難しい言語でもなんでもないし、新人に教えても言語を覚えることそれ自体は簡単なことだろう。

難しいのは数十年もののシステムで、増改築でスパゲッティで設計書が無い又は修正なしというパターン。加えて要件仕様もあいまいで、業務ロジックの動作での暗黙の了解部分に頼るところがあったりすると始末に負えない。

なので、高齢のCOBOL技術者というより、属人化したシステムを知ってる技術者が必要なわけで、そういうのは辞めさせてしまったら終わりなので、まあしょうがないのではと。

あとはせめてテスト周りがしっかりしてればなんとかなるのだが、大昔のように開発工数の半分がテストなんて贅沢は望めないとこの辺も属人化でなんとかして終わりなので、それもどうしようもないだろう。

テストについても、大昔の汎用機のころは今のテスト駆動開発と比べても劣らないほどしっかりしたテスト手法が作られていたのだが。。

某銀行とか、新規開発を諦めて過去COBOLマイグレーションにしたはいいけれど、あれを面倒見る方法は真面目に考えてあるのかしらと考えたりする。。