古い骨 アーロン エルキンズ

せっかくの時間を活かして高難易度な本に手を取るはずが、安易なミステリを再読するという休日。
前回読んだのは20年以上前?か、今読むと、凄い古典的な小説にみえるのが面白い。携帯電話が無い世界というのもあるが、そもそもこの頃ですら古典ミステリみたいな小説だったと思う。
モンサンミッシェルは自分で行ったからか、ああ、あの辺を歩くとか今は可能なのかとか、この頃は車で島まで行けた頃なのだろうかと感慨深い。
ミステリ小説としては、途中でだいたいわかってしまったり、伏線が微妙な使い方だったりと、あまり良い出来ではないと思うが、まあこの位読めれば十分良い出来かなぁというところ。