月が昇らなかった夜に ダイ シージエ

何時買ったのか覚えてないが、著者の映画を見たのだったかな。
でこの本はといえば、薄い本だがとにかく読み難くて大変だった。元のフランス語からそうらしいのだが、切れ目のない主人公の語りが延々続くので読んでいて混乱することしきり、もうこういうのは翻訳で普通に訳してしまえばいいのにと思うくらい。
内容は自分としてこれまで読んだことないような変わった物語で、それ自体は非常に面白いのだが、この文体でないほうが良かったというか、まあこの文体あってのあの内容と言うべきか、、