ザ・ゼロ ジェス・ウォルター

911を描いた小説、なのだが、、
帯の煽り文句で陰謀論な展開かと思ったが、そこまでの話ではないものの、主人公の記憶欠落でいろいろ隠しながら進む物語は今風の風刺、らしいのだが、
記憶欠落で飛ばせる範囲を越えている話は、読んでいて説得力に欠けるのもあって微妙。
最後もあれこれウヤムヤで終わる感じなので、こういう雰囲気な話に付いていける人向けで、これはかなり限定されるだろうなと思った。