針の眼 ケン・フォレット

大聖堂までの順番を行くべく1作目を読んで見る。
で、これはまた古めかしいスパイ小説で、今読むとまあこんな感じか?、舞台設定はともかく、登場人物の書き方はそれなりに上手い。
ただ、こういう一個人の行動に戦争の帰趨を変えるほどの云々というのはあんまり現実感がないので、この手の小説の約束なのだが、やっぱり微妙な感じは残った。