国と国が仲良くなるということ

現状の日本と隣国都の関係でそれは無理なのではと思う。まず産業構造が似すぎていて、何をやってもゼロサムゲームになるのが一番の問題。そもそもこの段階で無理だとしか思えない。
また、仲良くなるというのが意味が不明で、例えばX0年前とか、そもそも情報がなさすぎていいも悪いも無かった。それなのに今は最悪というが、そもそも知らないだけの期間を含めるのか?と
そして具体的に仲良くなるというのはどういうこと?、国家間で問題点が何一つ無い状態なんてありえるのか?、それはまあ今よりましなコントロール出来る状況が望ましいが、出発点が過去の話になってる時点で今の人間にはどうしようもない。
どっかの評論を見るに、両国の一般市民の交流によって云々とかあるが、これって具体案が無いから完全に逃げてるだけ。こんな事しか言えない専門家というのは、ある意味正直で、どうしようもないことをはっきりさせてしまっている。
で一般市民の交流というけれども、実際のところ知れば知るほど結びつきが強まるものでもなく、かなりの部分は逆効果にしかならない。例えば旅行なりして以外にいい国だとか思うのだろうか?、そりゃあ観光客に親切なのは普通だろう。(ああでもヨーロッパ行くとアジア人は差別されてるなと露骨に感じるところもあるが、そもそも日本ではそれも無い)で、観光していい気分になって良い国だと思うか?そんな安直な訳はない。まあ日本は軍国主義の国でーとか信じてる層なら観光程度でも効果があるだろうが、さすがにそんなのはもうあまりいないはず。
他にも職場の人間で相手の国の人が居ても、別に普通というか、よほど変なのに当たらない限り良いも悪いもない。確率的には自国人の方が悪い可能性が高いし、もっと言うと好印象らしいインド人の方がよっぽど問題な人間に当たる可能性が高い。
というわけで、市民レベルの交流なんて全然抑止にはならないし、その程度で何とかなる問題ではないことはもうみんな分かっている。それなのにどうにもならないから困っているわけだ。
個人的に、よほどの大事件でも怒らない限り、現状のままの未来では今のような状態がずっと続くのではと思っている。なので必要なことはお互いをコントロールすることなのだが、残念ながらコントロールすらゼロサムゲームでお互いにメリットの有る形にできないのが残念な現実。