だまされないための「韓国」 あの国を理解する「困難」と「重み」

細かいところは置いておくとして、お互い交流が進んで理解が深まれば問題は解決するみたいな「美しい物語」が完全に冷めた見方をされているのが面白かった。
個人的には、インターネット以前のように知らない国だったほうがこんなに悪化しないですんだだろうにと思っているし、
この本の言うように違う国を知るのは簡単ではないのだから、安易に考えてはいけないというのは解るが、ではどうすれば良くなるのかというと具体的な方法なんて無くて(交流が進んでも無意味だと言うなら)、結局知ったところで一種の諦め感情を持つだけではと思う。