情報産業の多重下請構造とか

情報産業はだからダメだみたいな議論。10年一昔どころか、はるか昔から変わらないこと。
だったのだが、なんと変わりつつあるような気がしている。ただしネガティブな方向へ。
というのはオフショアと海外展開の潮流のなかで、両方共これまた古い言葉なのだが、最近の日本企業の日本離れと果て無く続くコスト削減は、以前よりも本気になっていると感じるし、その流れの中で、多重下請なんてやってられない事情が見えてきている。
なので、もう多重下請に悩むこともない。なぜなら前提としていた国内で大量の人を集めるビジネスが不要となりつつあるから、このまま進むと、派遣ソフトハウスが激減するので、自動的に情報産業のダメな部分が淘汰されるだろう。
で、上流工程?と呼ばれる仕事だけが残って、業界の就業人数も激減するだろうが、これが望んできた結末になるのなら良かったのか?と思うもの。