無常の月 ラリイ・ニーヴン

日本独自編集の短編集。かなり最近のもので、なんで今更と思ったら映画化予定があったのね。その後どうなったか不明ではあるが。。

そして題名のを読んだ後に、過去に同名の短編集があったことを知ったが、手元に見つからないのでまあいいか。一応ノウンスペースもののみ対象という事で。。

で、この本は中身は翻訳も変わってないようなので、読んでない所だけ読むことに。
題名のは懐かしい世界終末ものなのだが、割と科学的に世界の危機が書かれて、それがリアリティある感じに伝わってきて面白い。パニック物と科学的説明と世界最後の日の情緒的なところを上手くまとめてあって、これは凄いなと思う。
あとはこの手のファンタジーもあったなというか、ニーブンって割と正当でないSFものよく書いていたなと思い出した。そしてベスト版短編集を選ぶとこうなるのは確かにこういう感じかなという。