自転車の軽量化のコスト見合い

折り畳み小径車だからかもしれないが、これをやろうとすると、とにかくコストパフォーマンスが悪いというに尽きる。
自転車の部品って標準的なものについては驚くほど安価なのだが、軽量化の為にカスタムパーツを探し出すと途端に値段が跳ね上がる状態で、中間層が薄い。
大体の商品は性能と値段がある程度まで直線的に伸びていって、さちりだすと値段を上げても性能向上がわかり難くなる物だが、自転車はこの効用の限界ポイントがかなり低くて、それを越えると数gの軽量パーツがどんどん高価になってしまうのがダメ。
おまけに自転車特有の問題として、高価なパーツを使うと街乗りでのリスクが跳ね上がって盆栽自転車と化してしまい、軽量化したのに使えなくなる本末転倒状態が発生する。
というところで、軽量化をやるくらいなら最初から軽い自転車を買うのがベターというのが結論。まあ軽量な自転車は最初から高いというのもあるのだが、、