ミレニアム6 死すべき女 ダヴィドラーゲルクランツ

これで終わりか、、という感じ。5巻と異なりきちんと3部作の終わりを用意するのは良いのだが、こんなしょぼいアクション映画みたいな終盤の展開はただ萎えるとしか、、
これだけ手間かけてこれって、もしかしてさらに続くのかと思ってしまった。
5巻から特に感じるのが、本筋よりも著者の独自展開部分の方に力が入ってる感じで、しかしそれがあんまり上手くないのが問題で。。
特に6巻まで読んで思うのは、実は4巻が一番ましだったというもので、それは4巻が作者独自部分が薄くて既存の真似に力が入ってるところが良かったと思うからなので、編集は独自路線を諦めて、もっと力の入れる割合を考えるべきだったと思う。

で、また別の作者で続編が書かれるらしいのだが、この3部作で大分読む人も減ったろうからもうこれで十分かな。